視程観測

お決まりのコースは都内環七から西池袋で首都高C2に入って首都高4号線、中央道は相模湖で降りて甲州街道。ゴールの甲府市内までは持ち時間で寄り道する事もある。いつもの休憩地点「ドライブイン富士」で昼食を摂り、「朝霧高原周って行こう」と考えた。

「都留高校前」でR139に入って富士吉田まで来ると富士山の大きさに期待膨らむも15時を回る時計を見て、気持ちはしぼみ始めた。この日の数日前にニュースとなった関東での降雪の名残りで、道の両脇に残雪、コンビニの駐車場は除雪後の残雪が高く積み上げられた景色に目的地までのルートを考えると…。

「あー残念。朝ちゃんと起きていれば…」なんて後悔しながらも、夕刻の「御坂みち」の状況が心配で、タバコの煙を鼻から出しながら脱力している場合でもなく、景観を楽しむ余裕無い状態で御坂を越えた。

都内からの富士山の見えの良さは大気の乾燥が進行している証左でもあるそうで、降雪後の融雪剤の効果を促進しているのだろう。冬のライディングには好都合だが、気候変動の結果というのは手放しで喜んでいられない。

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