トライアンフ買うならレッドバロン

自分がBonneville T100から世話になっている「トライアンフ練馬」が契約終了に伴い「トライアンフ」の看板を外すと報せが届いた。

ネット情報だと都内でもう1店舗、東北地方で1店舗、トライアンフの看板を下ろすと言われている。更には都内杉並に新規店舗が来年3月にオープンすると言う話も。トライアンフジャパンは店舗政策として資本体力の大きい販売店による強い販売網を構築したいようだが、ユーザー置き去りの感は否めない。

海外ブランドとの仕事をしたことがあるが、店舗政策はここまで冷徹ではなかった。確かに本国が計画する店舗仕様に満たない販売店に交渉をし、折り合わない場合でも取引自体は止めずに納期、原価率という部分でインセンティブをつけていくビジネススタイルをとっていた。そして古くからの縁を大事にするという日本型の商慣習も持ち合わせていた。

そして、そのトライアンフも欧米では狭い間口の古めかしいバイク屋が”Triumph”の看板を掲げて商売をしてたりするんだろう。

閉鎖店舗のユーザーは新規店舗の当面の日銭稼ぎの客にしようという目論見のようだが、ユーザーはメーカーへのロイヤリティもさることながら、ディーラーへのロイヤリティが一段高い場合も往々にしてある。かくゆう自分も今回の事でトライアンフへの想いは複雑だ。

そこへトライアンフ横浜北の突然の閉店。噂では倒産と言う話で、下取りに預けた車体は既に債権入りしてしまったという話も聞こえてくる。これはトライアンフジャパンの計算に幾らかの狂いを生じさせただろう。

みんな慈善でなくビジネスで動いている。それはよく分かる。ただそういうビジネスに翻弄されたくないならば、タイトルの通りだ。(整備の腕に)当たり外れはあっても全国に同じ資本の店がある事は今回のトライアンフ界隈の不便は感じないだろう。

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